2011年6月14日 星期二

これからは、より安全・安心なマーケットを目指すんでしょうか。

最近では日本でもアンドロイドスマートフォンが次々に発売され、iPhoneとどちらを選ぶか悩んでいる人も多いことでしょう。

アンドロイドが選ばれる理由として、「自由度が高い」ということがよく言われます。アップルが事前にチェックするiPhoneアプリと違い、アンドロイドは自由にアプリを公開できますからね。

しかし、自由には責任がつきまとうもの。アンドロイドマーケットには、どう見てもブラックなアプリが置かれていたり、ウィルスの混じったアプリがあったり、やや目に余る部分も増えてきました。

そんな中、とある人気アプリがマーケットから抹消されるという事件が起きました。ただのアプリひとつがマーケットから抹消されただけなら話題になりませんが、消されたアプリが「ゲームエミュレーター」だったことが注目されています。



騒動の中心となったyongzhさんは、アンドロイド上で動くゲームエミュレーター・アプリを何種類も開発していた人物です。彼のアプリは人気がありましたが、現在、アンドロイドマーケットには彼の開発したエミュレーターは一本も残っていません。Googleがyongzhさんのアプリを削除し、さらに開発者としての登録まで抹消してしまったからです。

Googleは、yongzhさんのアカウントを抹消した理由について、「規約違反があったため」と回答しているそうです。

「エミュレーター」とは、(おもに)ゲーム機を再現したソフトです。普通はゲーム機がカセットやディスクからデータを読み込み、ゲームのプログラムを動かすわけですが、エミュレーターはゲーム機もソフトもまとめてプログラムで代用しています。

エミュレーターそのものが著作権違反というわけではないのですが、ネットにはエミュレーター向けにコピーされたゲームデータが出回っているなど、グレーな一面もつきまといます。

ニンテンドーDSで大きく問題になった「マジコン」もそうですが、いくら「その技術(アプリ)そのものは合法」と言っても、使い方次第では著作権を大きく侵害することにもなるものですから、ゲーム産業側にしてみれば頭の痛い話。今回のエミュレータソフト削除は、今までフリーダムすぎたアンドロイドマーケットの「大掃除」のはじまりなのでしょうか?

今後のGoogleの動向が気にかかるところです。

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